日本人ほどブランド物が好きな国民性も珍しいですね。
いつからこんなことになったのか、
僕が学生の頃はまだそんなでもなかったような気がします。
パリのルイヴィトン本店の前で、
厳寒の中開店待ちをしている日本人観光客の団体を見かけたときには、
不思議を通り越して恥ずかしさを感じてしまうほど。
クロックスを履いてルイヴィトンのバッグを持っているお姉さんを見ると、
思わず意見したくなります。
僕が常々ファッションに対して大事にしていることは、
『全体のバランスと雰囲気』です。
ヴィトンのバッグには、
それにふさわしい洋服を選んであげないとかわいそう。
出来上がったばかりのスーツを着る時こそ、
新しいシューズが必要です。
靴が傷んでいるとスーツもがっかり。
これが全体のバランスということ。
パンツの丈をあと1cm短いほうがとか、
ウエストが少し大きいとか、
そんな小さなことはどうでもよくて。
ピンポイントではなくて全体のバランスなんですね。
だからクロックスにヴィトンはダメです。
そもそもクロックスはお家の庭以外履いちゃダメと思ってます。
いつ誰に会ってもいいようにしておかないと、
ちょっとそこまでと気を抜いてる時こそ大切な人に出会うもんです。
細かいところを気にする前に、
姿見で全体のバランスを見てお出かけを。
それにはバッグも靴も含めて
ですよ。
そこにとっておきの下着があれば完璧。
自分しか見れないからこそ、
自信の底上げになります。
セントアイランド株式会社
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